他人の空似

創作小話やネタなどをだらだらと。

CCC!!/Cat and Crow with Corpse

CCC!!/Cat and Crow with Corpse??

ここで、『CCC!!/Cat and Crow with Corpse』は一区切りとなります。次からは別のキャラの話になります。 Cat and Crow with Corpseは『死体と猫と烏』っていう意味です。猫は伊波で烏は閑野です。死体についてはまだ出てきてないです。これから出ます。 キ…

CCC!!/Cat and Crow with Corpse⑥

明日君の夢を見る。 風呂から上げるとリビングテーブルの椅子に伊波が座っていた。 テレビはつけっぱなしで、今日のニュースが取り上げられていた。隣の市で女性の刺殺体が発見されたというニュースだった。画面にはブルーシートで囲まれた路地に関係者が出…

CCC!!/Cat and Crow with Corpse⑤

好きだよ、嫌いだよ、どうでもいいよ。 「ただいま」 慣れたように言えるようになった言葉を言う。時刻は10時過ぎ、伊波はまだ起きていた。料理の残り香と、バラエティ番組の声が聞こえる。 「お帰り」 伊波は表情金一つ動かすことなく言い放つと俺から上弁…

CCC!!/Cat and Crow with Corpse +α

※この話は本編『CCC!!/Cat and Crow with Corpse』の番外編(没ネタ)になります。 伊波の過去話という形をとっていますが、本編とは一切関係はありません。 ※結構書けたので供養です。別の世界線やパロディで使うかもしれません。 生きにくい、息しにくい 自…

CCC!!/Cat and Crow with Corpse④

そもそも、俺たちはそんなに仲良くなかったな。 腕時計で時間を知ると既に14時が近づいている。あの女、“105番”と言った女は謎だけを残していなくなっていった。胸のもやもやをしまいつつ空の弁当箱を回収して階段を下りていく。 オフィスは昼休憩から戻って…

CCC!!/Cat and Crow with Corpse③

俺に知られたくない事があるように、彼女にもあるのかもしれない。 黙々と食べ続けるが量は少ないので直ぐに食べ終わる。弁当箱をしまい、時間を確認すると食べ始めてから10分もかかっていなかった。身に沁みついた早食い癖は中々治らない。 腕を上げ体の筋…

CCC!!/Cat and Crow with Corpse②

よくよく考えてみたら、今の状況って普通じゃないのかもしれない。 満員電車に揺られて揉みくちゃにされた後、ようやく着いた勤め先。自分の席に着けば昨日はなかった書類の束、束、束……。一番上の内容を見てみれば上司の名前。一番下には鉛筆で走り書きがさ…

CCC!!/Cat and Crow with Corpse①

ある日、見知らぬ女の子から同棲を強制された。 「これ、なんて書いてんの?」 「どれ?」 「これ、この缶に書いてるの」 彼女が手にしている缶には色とりどりのフルーツが印刷されている。裏の印字には特に難しい文字は書かれていない。俺は缶を受け取ると…